寺院法務(宗教法人法務)
寺院の運営には、宗教法人法や寺院規則などにより種々のルールが定められています。
また、寺院には様々な立場の方が関与しています。住職をはじめ、寺族、信者さん、墓地の利用者、ご本山、所轄庁・・・
弊所では、寺院運営に携わる皆さまに本来の宗教活動にご注力していただけるよう、寺院運営についての法的サービスを提供しています。
運営
宗教法人法によって寺院運営の中心となる機関として定められているのは、責任役員会です。しかし、各寺院規則により、責任役員以外にも、総代、総代会に同意・諮問の機能が与えられていることも多いです。
円滑な運営のためには責任役員会、総代会などの充実が欠かせません。弊所では、各寺院のご事情を踏まえながら、望ましい運営体制について助言します。
承継
住職の代替わりには、お子さんなどの親族に承継する場合や本山から後継の住職を派遣してもらう場合など、いろいろなパターンがあります。将来の代替わりを見据えて、退職金をどのような形で準備しておくべきか、檀信徒との関係をどのように構築していくべきかなど、事前に準備しておくことがよりよい寺院承継につながります。
墓地
墓地には寺院墓地、霊園墓地、公営墓地など様々な形態がありますが、いずれの形態についても墓地使用にあたっての法律関係を適切に定めることが利用者との間のトラブルを予防することにつながります。厚生労働省から「墓地経営・管理の指針」「墓地使用に関する標準契約約款」などが示されていますが、これらを踏まえつつも個別の事情を加味して契約書等を作成することが望まれます。弊所では墓地使用に関して発生したトラブルの解決はもちろんのこと、上記の対応によりトラブルの発生を予防できるようサポートします。
収益事業
収益事業をする中で、様々なトラブルが発生する可能性があります。トラブル解決・予防についてももちろん弊所にて対応いたします。
顧問契約のご活用を
顧問契約を締結していただくことにより、こういった問題解決やこれらに含まれない小さな日常の相談事・疑問についても、よりお気軽に迅速にご相談いただけます。